茨城県神栖市で1日、事業費約171億円をかけて市が建設中の防災アリーナについて、施設規模見直しの賛否を問う住民投票が実施された。即日開票の結果、賛成が1万3812票で反対の1万1482票を上回った。
投票結果に法的拘束力はないが、市の住民投票条例は、市長と市議会が結果を尊重するよう明記している。
市選挙管理委員会によると、投票率は33・40%。住民投票は18歳以上の市民が対象で、有権者数は7万6126人だった。
防災アリーナは観覧席が2500ある体育館などを備え、災害時に避難所としても利用する複合施設。5月に着工し、2019年3月の完成を予定している。
(引用:東京新聞 TOKYO Web(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017100101001772.html))