神栖市の井戸水が有機ヒ素化合物に汚染された事件で、水戸地検は22日、県警が容疑者不詳で書類送検した殺人未遂容疑について不起訴処分とした。
神栖市では2003年3月、井戸水から水質基準の約450倍に当たるヒ素を検出した。飲用していた住民らが健康被害を訴えた。環境省の調査で、市内の埋め立て地から有機ヒ素化合物を含むコンクリートが見つかり、住民らが05年に鹿嶋署に告訴。来年3月に公訴時効が迫っていた。
（引用：茨城新聞クロスアイ（http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15139517362565））