山梨県山梨市の望月清賢市長(70)が、市職員採用で筆記試験の点数を水増しするなどの不正を行っていたとして、警視庁捜査2課が虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで逮捕状を取ったことが7日、分かった。容疑が固まり次第、逮捕する。
捜査2課は、望月市長から事情を聴くため任意同行した。東京都内に移し、詳しい経緯などについて調べる。
望月市長は山梨県議を経て、2014年2月に市長に初当選した。
山梨市によると、採用試験は1次試験で筆記試験、2次試験で面接と小論文を課す。望月市長は前市長時代には行っていなかった2次試験への市長ら市幹部の立ち会いを復活させていた。
望月市長を巡っては、今年2月に離婚した元妻の石材会社社長治美被告(61)が、埼玉県の知人男性に架空の投資話を持ち掛け、約3億7000万円をだまし取ったとして、東京地検に7月、詐欺罪で起訴された。
(引用:SANSPO.COM(http://www.sanspo.com/geino/news/20170807/tro17080712130004-n1.html))