経団連の榊原定征会長は11日の記者会見で、月末金曜日に早めの退社を促して消費喚起を図る「プレミアムフライデー(プレ金)」の見直しを検討する考えを明らかにした。
「月初(の金曜日)にしてほしいという声は非常に強い」と述べ、実施日の変更を視野に入れているという。
プレ金は、政府と経団連などが官民一体で消費を喚起しようという取り組み。今年2月から毎月、各地でイベントなどが行われている。
しかし、月末の金曜日は企業の月次決算の作業などと重なることがあり、産業界からは早めの退社は難しいとの声が出ている。榊原氏は「始まってから半年たつので見直しというか総括をしてみたい」と述べた。今後、政府と協議する方針だ。
(引用:読売新聞(YOMIURI ONLINE)(http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170911-OYT1T50047.html))