「飲酒運転17年茨城県内摘発 鹿嶋市ワースト」だそうです。

 

免許人口 1万人当たり20.95件

昨年1年間に茨城県内で摘発された飲酒運転を運転免許人口1万人当たりで換算すると、鹿嶋市が20・95件となり、44市町村でワーストだったことが、県警のまとめで分かった。県内で飲酒運転による死亡事故は昨年16件あり、2年連続で全国ワースト。県警は「飲酒運転根絶」を運営重点の一つに掲げており、引き続き取り締まりを強化している。

県警交通指導課によると、昨年1年間に県内で摘発した飲酒運転は2069件。運転免許人口1万人当たりで換算すると、鹿嶋市が唯一20件を超え、ワーストとなった。

2位以下は、美浦村(18・39件)▽八千代町(18・34件)▽神栖市(17・26件)▽稲敷市(16・41件)▽つくばみらい市(16・27件)▽茨城町(16・07件)▽潮来市(16・02件)▽かすみがうら市(14・39件)▽常総市(13・27件)-の順だった。

10市町村を地域別で見ると、半数を超える6市村が県南西地域に集中。鹿行3市が入った。件数自体が206件と最も多かった水戸市はワースト19位。次いで133件だったひたちなか市が同15位だった。

一方、摘発件数が最も少なかったのは五霞町の3・12件。少ない順に守谷市(5・18件)▽取手市(6・14件)▽結城市(6・29件)と続いた。

県内は昨年、飲酒運転による死亡事故が16件(死者16人)発生し、前年に比べて5件(同8人)減ったものの、都道府県別で2年連続ワーストを記録した。今年1〜3月で2件(同2人)発生し、人身事故は34件に上った。これに対し摘発件数は566件。前年同期に比べて117件の大幅増となった。

4月には、筑西市の県道で、酒気帯び状態で乗用車を運転した20代の男が赤信号を無視して交差点に進入し、乗用車と衝突する事故があった。筑西署は5月、事故を起こして相手の女性2人に重軽傷を負わせたなどとして、男を自動車運転処罰法違反と道交法違反の疑いで逮捕した。

県警は飲酒運転の摘発割合が多い市町村について「特徴を分析しきれない」としながらも、取り締まりを強化するなどして飲酒運転の撲滅に努めている。

(引用:茨城新聞クロスアイ(http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15269021344703))