「茨城の海水浴場、水質良好 「AA」か「A」評価 15日、海開き」だそうです。

 

 県内の海水浴場が15日から順次、海開きする。県が5月に行った水質調査では、18カ所全てが、国が求める水質基準をクリアし、昨年に続いて最上級の「AA」もしくは「A」と判定された。

調査結果は「AA」が11カ所、「A」が7カ所。全海水浴場で油膜は確認されず、腸管出血性大腸菌「O157」も検出されなかった。透明度も1メートル以上の「全透」だった。

また、県が7日までに行った海水の放射性物質調査の結果、18カ所全てで不検出だった。砂浜の放射線量は0・03~0・06マイクロシーベルトで、沿岸市町村などと同等で問題がないという。

県内の海水浴場は、高萩、日立、ひたちなか、鹿嶋、神栖の5市と大洗町の16カ所が15日に、北茨城、鉾田両市の2カ所が22日に海開きする。

(引用:産経ニュース(http://www.sankei.com/region/news/170715/rgn1707150028-n1.html))

 

どうなるの?神栖市の病院問題

神栖市の医師不足や病院統合が問題視されるようになってから、もう何年が経つんでしょうかね。

あまり深く考えなかったのですが、最近病院に行く機会が多く、待ち時間には本を読んだりしていても気になって仕方がありません。

自分で情報を収集しないと、どうなっているかすらわからないのも少し問題があるな、と感じながらニュースを見てみました。

 

 

医師不足で厳しい経営が続く神栖市の鹿島労災病院(同市土合本町)と神栖済生会病院(同市知手中央)の再編統合問題で、県医師会や両病院、県、市などの関係者でつくる再編統合協議会は19日、同市内で会議を開き、統合後の新病院について、神栖済生会を増築して本院とする案に正式決定した。鹿島労災跡には、19床までの診療所を分院として新築する予定で、2018年度をめどに両病院を統合する。神栖済生会の増築時期などに関しては今後検討するという。

同日の会議で決まった基本構想によると、統合後、神栖済生会は救急医療や入院診療を担う本院とし、約350床の二次救急病院を目指す。鹿島労災の機能も継承し、災害拠点病院としての役割を担う。分院の診療科には内科、外科、整形外科、小児科などの設置のほか、介護福祉施設の併設なども検討する。

両病院を巡っては、関係者や有識者でつくる「今後の在り方検討委員会」が昨年6月、経営基盤強化や大学などから医師派遣を受けやすい新病院の整備を柱とする報告書を橋本昌知事に提出。新病院の設立案として、(1)神栖済生会の増築(2)鹿島労災跡地に新築(3)中間地点に新築-の3案が示されていた。同8月に協議会を発足し、これまでに3回の住民説明会を開くなどして協議を進めてきた。

これまでに協議会は、神栖済生会を増築して本院とする案について、概算事業費が最も安い約72億円(他案より約40億円安い)▽高台に立地し、津波が発生するなど災害時にも役割を果たせる▽本院の周辺人口が3案中最も多い▽鹿島臨海工業地帯に近く労働災害対応に適している-などとして最有力としてきた。

会議は、前回に続き住民代表やコンビナート企業代表が加わり、再編3案の中から神栖済生会を本院とする案に正式に決めた。会議後、協議会長の小松満前県医師会長は「法人の違う病院の統合はハードルが高いが、大きな一歩を踏み出した。連携して地域医療構想の先頭を切ってやっていきたい」と述べた。

保立一男市長は「救急医療の充実が最大の目標で、医師確保に向け積極的に取り組んでいきたい」とコメントした。

これまでに、鹿島労災が位置する波崎地区の住民からは、神栖済生会を本院とする案について、「波崎地域の医療が衰退してしまうのでは」「高齢者など交通弱者にとって通院が大変になる」など、病院の存続を望む声も上がっていた。

また、説明会に参加した住民対象の市のアンケート(回答291人)では、「どの再編案が1番いいと思うか」の問いに対し、神栖済生会の増築案が最多の46・4%で、「コストが最も安く、場所や役割も理にかなっている」「既存施設を有効活用すべき」などの意見も出ていた。 (関口沙弥加)

引用:茨城新聞クロスアイ(http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14926105357237

 

うーむ・・・。

  • 鹿島労災跡には、19床までの診療所を分院として新築する予定
  • 2018年度をめどに両病院を統合する

 

波崎済生会病院が今の状態になった時と同じような感じがしますね。